見学会・セミナー等報告
■ 令和元年度(2019年度) 施設見学会

■(仮称)福山市総合体育館 施設見学会
日  時 令和元年9月10日(火) 13:30〜16:00
参加人数 31名
施設名称 (仮称)福山市総合体育館
主催 公益社団法人 空気調和・衛生工学会 中国・四国支部
一般社団法人 建築設備技術者協会 中国・四国支部
一般社団法人 広島県管工事業協会
一般社団法人 広島県設備設計事務所協会
【建物概要】
所在地 広島県福山市千代田町一丁目地内
発注者 福山市長
設計監理 福山市新総合体育館建設工事設計委託
梓設計・今川建築設計 設計共同体
監  理 福山市建設局建築部営繕課
施  工 建築 清水建設・富士建設・松原組
(仮称)福山市総合体育館建設工事共同企業体
電気 中電工・タツミ電工・プロテック
(仮称)福山市総合体育館建設電気設備工事共同企業体
空調 テクノ菱和・三幸社・葦陽設備工業
(仮称)福山総合体育館建設空気調和設備共同企業体
衛生 三晃空調・三幸社・馬場工業
(仮称)福山市総合体育館建設給排水衛生設備共同企業体
ガス 福山ガス株式会社
 
工  期 自 2017年9月25日〜 至 2019年12月27日
建物用途 建築基準法:観覧場  消防法:(1)項イ
構  造 鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、2階建て
建築面積 建築面積 13,868.89m²
延床面積 16,617.83m²
【設備概要】
給排水
衛生設備
給水設備 受水槽+加圧給水ポンプ方式(引込口径75A)
上水受水槽(54m³)、雑用水受水槽(273m³:地下ピット)
通常時とイベント時で水位切替え
給湯設備 ガス給湯器+貯湯槽。太陽熱温水器。手洗いは局所式電気温水器
消火設備 スプリンクラー+補助散水栓。アリーナには放水型(放水銃)を設置
剣道場は補助散水栓(スプリンクラーヘッド免除)
空気調和設備 メインアリーナ ガス焚き吸収式冷温水発生機、空調機単一ダクト方式
アリーナは置換空調方式、観客席は床吹出し空調方式
全熱交換器、外気風量制御、中間期は外気冷房
サブアリーナ 床置型パッケージによる単一ダクト方式(壁吹き出し)
その他 個別空調(エアコン)方式(ガス式、電気式)、災害時の災害対策室は電気式エアコン
柔道場エリア(避難場所)は発電機回路(電気式エアコン)で対応
換気設備 居室、食堂は第一種換気、便所は第三種換気
空調諸室は全熱交換器または外気処理空調機
排煙設備 自然排煙方式
都市ガス設備 敷地内へガバナー室を設置、以降は低圧にて供給
マイクロガスコジェネ(9.9kW)を設置し、ガス単価を低減
排熱は給湯、冷暖房に利用
電気設備 引込 公園側市道より地下埋設にて引込(契約電力850kW程度)
電力購入先は(株)未来エナジー(JFEと福山市との合弁会社)
受変電設備 屋外キュービクル(サブアリーナRF)、屋内キュービクル(サブ変)
電灯(200kVA×3、75kVA)、スコット(75kVA)、動力(500kVA×2、300kVA)
自家発電設備 対象負荷:防災負荷(消火など)、保安負荷(協議の継続、安全の確保など)、他
屋外キュービクル型(ディーゼルエンジン 340kVA:A重油)
電灯設備 全館LED照明を採用、JISW基準および競技団体による推奨照度基準を準拠
事務室に制御用パソコン(調光可)を設置し、個別入切、アリーナの調光に対応
非常用照明は電源別置型
太陽光発電設備 20kW(サブアリーナRF):全量中国電力に売電
その他 音響設備(メイン・サブアリーナ、多目的室など)、カメラ設備(監視、防犯など)
メインアリーナにイベント用電源盤(40kW×4)を計画
身体の不自由な方に配慮した設備(光警報装置、音声情報案内など)
【現場視察写真】

支部長挨拶

説明風景

建物外観
 
■ 2019年度 地区講演会 報告

日時 2019年5月31日(金)15:30〜16:50
参加人数 72名
会場 広島ガーデンパレス 2階 孔雀・朱鷺(広島市東区光町1-15)
主催 公益社団法人 空気調和・衛生工学会 中国・四国支部
共催 一般社団法人 建築設備技術者協会 中国・四国支部
■ 環境建築・実現に向けての課題と設備技術者の役割
講 師: 株式会社日本設計
常務執行役員  柳井 崇
柳井 崇

13時からの2019年度支部報告会に引き続き地区講演会が開催され、「環境建築・実現に向けての課題と設備技術者の役割」と題して日本設計の柳井さまにご講演頂きました。

今後の社会に求められる建築環境のポイント(エネルギーおよびマルチベネフィット)と、具体的な実施例について解説頂き、それに向けた設計の視点と技術者の役割について、示唆に富んだ話を聞かせて頂き大変参考になりました。

【地区講演会の様子】
■ 平成30年度 技術セミナー

開催日 平成31年3月11日(月)13:30〜17:00
参加人数 56名
会   場 RCC文化センター703会議室(広島市中区橋本町5番11号)
主   催 公益社団法人 空気調和・衛生工学会 中国・四国支部
一般社団法人 建築設備技術者協会 中国・四国支部
一般社団法人 広島県管工事業協会
一般社団法人 広島県設備設計事務所協会
■ 第1部
  「平成30年7月豪雨災害による被災状況と
   大学による復旧支援のためのGIS活用」
講 師: 広島大学大学院工学研究科 建築学専攻
(兼)防災・減災研究センター
教授  田中 貴宏様
田中 貴宏様
   平成30年7月の西日本豪雨災害発生直後より、広島大学の都市・建築計画学研究室の皆さんが三原市にて実施したGIS(地理情報システム)を活用した被災地復旧支援活動について、被災状況とともに、この活動についてご報告いただいた。
■ 第2部
  「雲南市役所新庁舎におけるZEBの実現
   〜建築設備士によるカーボンニュートラルへの挑戦と圧倒的貢献〜」
  (JABMEE 第6回カーボンニュートラル大賞 受賞)
講 師: 株式会社日本設計 環境・設備設計群
竹部 友久様
竹部 友久様
第6回カーボンニュートラル大賞 選考委員長講評文(一部)
   本物件は、CO2排出削減量71.3%と極めて高い効果を得ているが、審査対象物件の中で、最もZEBに近い値を出しているわけではない。規模の大きい公共建築であり、多くのステークホルダーがいる中で、CO2削減に関わるオーソドックスな手法である外皮からの空調負荷削減をとことん追求したうえで、更に再生可能エネルギー、未利用エネルギーの利用に関して、経済的に見合う先進的な工夫を重ねて、合意を得て、これを成功させている点が選考委員会で大きく評価された。

>>「第6回(平成29年度)カーボンニュートラル賞 受賞業績」
>>  業績概要PDF
■ 第3部
  「新居浜市あかがねミュージアム
   〜人が集う文化施設における温熱環境と空気質の提案と評価〜」
  (SHASE 第32回振興賞技術振興賞 受賞)
講 師: 株式会社日建設計 エンジニアリング部門
設備設計グループ 水出 喜太郎様
水出 喜太郎様
振興賞 技術振興賞 推薦文(要約)
   本業績は、美術館を核に小劇場やギャラリー、創作工房、屋内外のステージのほか、地域の祭事で用いられる「太鼓台」の展示施設を備えた様々な表現活動を発信するミュージアムに関するもので、気候風土を活用した環境手法を採用し省エネルギーを図ると共に美術館の空気質に着目した設備計画を行い、その評価検証を行ったものである。

>>「受賞報告」
>>  推薦文PDF
【技術セミナーの様子】