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「岡山県津山市」

津山市は岡山県の北部に位置し、岡山県では岡山市、倉敷市に次ぐ3番目の規模を有する市であり、県北最大の都市です。

【観光】

●鶴山公園

私が「津山って何が有名?」と聞かれて、一番に思い浮かべるのは桜です。春になれば市内そこら中にある桜並木が一斉に花をつけます。その中でも桜の名所と言われているのが、津山城跡にある鶴山公園です。約1,000本の桜と備中櫓(びっちゅうやぐら)、10m以上の高さがある石垣は、満開の時期には圧巻の光景になります。歴史的な城跡にも関わらず、公園内でバーベキューが楽しめる大らかな規定になっており、わいわいお花見を楽しみたい人にも◎。(※新型コロナウイルス感染対策などで、バーベキュー禁止になっている場合もあります。)夜にはライトアップされた夜桜も楽しめますよ。

桜の季節が終われば藤、紫陽花、秋には紅葉と四季折々の花が楽しめることも魅力の一つです。

満開の桜と備中櫓/©津山市
満開の桜と備中櫓/©津山市
ライトアップされた桜/©津山市
ライトアップされた桜/©津山市
秋には紅葉も楽しめます/©津山市
秋には紅葉も楽しめます/©津山市

●津山まなびの鉄道館

電車・鉄道好きのお子さんがいらっしゃるご家庭には「津山まなびの鉄道館」をお勧めします。国内に現存する扇形機関車庫の中で2番目の規模を誇り、旧津山扇形機関車庫・収蔵車両を中心としたさまざまな展示で鉄道について楽しく学ぶことができます。夏休みにはプラレールの展示や車両のライトアップが行われるナイトイベント、高所作業車に乗って車庫を一望できるスカイビューイングなど子どもの喜ぶイベントも。

扇形機関車庫のスカイビューイング/©津山市
扇形機関車庫のスカイビューイング/©津山市

●サムハラ神社

津山市加茂町にあるパワースポットで「神様に呼ばれた人だけが行ける」と言われている神社です。実際、私も1度目は大雨で土砂崩れがあり通行止め、2度目は大雪のためと参拝を断念したことがあります。自然豊かな加茂の山の中にあり、厳かな雰囲気で心が洗われるようです。写真を撮るとオーブが写るとの噂も。本当かどうかは是非ご自身でお確かめください。

【グルメ】

津山市のご当地グルメとしては「津山ホルモンうどん」が知られていますが、私がおすすめするのは「干し肉」です。

津山市には歴史的に食肉文化があり、肉食が禁止されていた江戸時代から薬として牛肉を食べる「養生食い(ようじょうぐい)」が認められていました。また、古くから和牛の繁殖農家が多く、全国ブランド和牛の元となる子牛を出荷しています。近年では、津山市のブランド牛「つやま和牛」も出荷されているほど、牛肉推しの市なのです。

干し肉は、牛肉ブロックに塩を揉み込み数日間干して乾燥させたもので、昔は保存食として食べられていました。干すと聞くとビーフジャーキーのような固いものを思い浮かべるかと思いますが、津山の干し肉はまったく違います。しっとり柔らかい熟成肉といった感じで、表面を軽く炙ると凝縮された旨味に香ばしさがプラスされて、とってもおいしいですよ。

おかずとしても、お酒のおつまみとしても最適な一品です。

干し肉/©津山市
干し肉/©津山市

紹介者/三建設備工業株式会社 中国支店 岡山営業所 伊藤 麻央