|
2025年5月の総会を経て、この度、空気調和・衛生工学会中国・四国支部支部長に就任いたしました山口大学の三浦克弘です。前支部長である崔軍先生の後任として、職責を果たしていく所存です。
当支部は、中国・四国地方における空気調和・衛生工学の発展と普及を図ることを目的に、1970年に設立されました。近年ではDX(デジタルトランスフォーメーション)とGX(グリーントランスフォーメンション)への関心が高まり、本学会でも施工合理化やIoT技術との協働、省エネと省資源による地球環境負荷の削減が大きな話題となっています。本支部の領域は瀬戸内海で隔てられた広範囲に渡りますが、会員の皆様には技術講演会、見学会、ステューデントフォーラムなどの各行事に各所より参加いただき、活発な活動を行っています。また、2025年9月には学会大会が高松市で開催されるため、関係される会員各位には既に準備の時間を割いて頂いており、お礼を申し上げます。
私は本学会に所属して30年になりますが、学会の特徴として、研究・教育と実務の距離が近いことを感じています。実務に携わる会員から研究・教育へのフィードバックを頂き、学生としての研究と教育を通して、優秀な次世代人材を業界に迎えたいと考えています。
会員各位のご指導とご支援により、円滑な支部運営に努めて参ります。ご協力の程をよろしくお願い申し上げます。
2025年6月吉日
中国・四国支部長 三浦 克弘
|